建設業特化DXを本格導入 月57時間の業務削減見込む 明豊エンタープライズ

明豊エンタープライズグループの建設会社、明豊エンジニアリング(東京都目黒区)は、建設業向け業務統合クラウドシステム「建設バレーナ」の本格運用を開始した。工務部門と経理部門で2026年4月から既に導入を進めている。紙やエクセル中心だった業務のデジタル化を図ることで、月間約57時間の作業時間削減を見込む。
従来は、工事の進捗に応じた支払処理や請求書・帳票作成を手作業で行い、工務部門と経理部門の間でデータの確認や修正作業に時間を要していた。新システムは、会計システムと連携し、支払い業務を一気通貫で処理できる仕組みを構築している。これにより、工務部門で月間約46時間、経理部門で同約11時間、合計約57時間の削減効果を見込む。
同社では、削減した時間を図面確認や施工精度のチェックなど現場管理へ振り向け、品質向上につなげる。今後は竣工検査向けチェックシステムやAI(人工知能)音声認識による議事録自動生成なども活用する。DX推進を加速させ、管理体制の強化や受注拡大に対応できる組織づくりを進める。





















