タワーマンション着工で岡山都心の再開発第Ⅱ期始動 両備

両備グループは、岡山市中心部で推進する「杜の街づくりプロジェクト」の第Ⅱ期開発として、E棟タワーマンション棟の起工式を開催した。事業主体の両備ホールディングス(岡山県岡山市)は、2029年2月の竣工を目指し、都心居住機能のさらなる充実を図る。
杜の街グレースは、旧イトーヨーカドー岡山店跡地を含む約3・8ヘクタールを活用した大規模複合開発。第Ⅰ期ではレジデンス、オフィス、商業、ヘルスケア機能などを整備し、2022年9月にグランドオープンしている。今回のE棟は、第Ⅱ期開発の第1弾となる。これまでに形成してきた、にぎわいや交流機能を更に発展させる位置付けとなる。
計画地は岡山市北区下石井2丁目。建物規模は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造地上28階・塔屋2階建て延べ約3万4469平方メートル。高さは約108mとなる。総戸数332戸の分譲マンションを整備する。共用部にはガーデンテラスやライブラリーラウンジ、フィットネスルーム、ゴルフレンジ、スカイラウンジなどを設ける。免震構造や非常用発電機、防災備蓄倉庫、顔認証システム、EV充電対応駐車場などを導入し、防災性と利便性を高める。
両備ホールディングス(岡山県岡山市)の松田敏之代表取締役CSOは、「杜の街グレースは単なる再開発ではなく、地方都市の可能性を岡山から示すプロジェクト」とコメントしている。人口減少や高齢化が進む中でも、都市機能が集積する中心市街地での居住ニーズは高まるとして、岡山の未来につながるまちづくりを着実に進める考えを示した。





















