持ち家所有者の7割超が自宅の売却相場把握せず バズベイト調べ

不動産売却相場の情報サイトを運営するバズベイト(東京都中央区、古澤純哉社長)はこのほど、全国の持ち家所有者を対象に実施した「自宅の売却相場に関する意識調査」の結果を公表した。持ち家所有者(戸建て、マンション)278人にインターネット調査を実施したもの。
それによると、自宅の売却の検討については「まったくない」が68%で最も多かったものの、「具体的に検討したことがある」が12.6%、「なんとなく考えたことがある」が19.4%と、約3分の1が売却を意識した経験を持つことが分かった。
一方、自宅の売却相場については「全く分からない」が71.2%に上り、「なんとなく分かる」が23.4%、「正確に把握している」は5.4%にとどまった。更に「全く分からない」との回答者を戸建て所有者とマンション所有者でクロス集計したところ、戸建て所有者は75.2%、マンション所有者は56.7%を占めていた。
自宅の売却相場を最後に調べた時期を聞いたところ、最も多かったのは「1度も調べたことがない」で70.9%に上り、「3年以上前」が14.4%前」が続いた。また、「1度も調べたことがない」回答者は戸建て所有者では75.7%に上った一方、マンション所有者は53.3%と、戸建て所有者にとっては自宅の相場を把握するハードルがマンション所有者より高いことがうかがえた。
相場を知らずに売却した場合損をするかと思うか都いう問いへの答えで最も多かったのは「ややそう思う」(36.7%)、次いで「とてもそう思う」(30.9%)と、リスクを認識していた割合が3分の2に上った。
一方、相場を調べていない理由で最も多かったのは「売る予定がない」(58.2%)次いで「調べても正確にはわからないと思う」(17.9%)が続いた。「面倒」「調べ方が分からない」「不動産会社に連絡したくない」といった回答も合わせると4割近くに上り、リスクを認識しつつも、不動産会社に直接連絡することへの心理的抵抗や、調べ方が分からないという情報リテラシーの壁が、行動を阻む要因となっていることが推察された。























