4割が投資経験も 過半が「空き家投資」認知せず ネクスウィル調べ

空き家・訳あり不動産の買い取りやプラットフォーム運営を手掛けるネクスウィル(東京都港区、丸岡智幸社長)は空き家投資に関する実態調査の結果を公表した。同調査は2月12・13日に東京在住の20歳から80歳未満の男女700人を対象に実施したもの。
不動産やNISA、証券、株などの投資経験について聞いたところ、何らかの投資経験者は44.1%に上った。更に投資経験者に「空き家投資(空き家を活用した資産形成)」について聞いたところ、「知らない」との回答が56.6%を占め、「知っていて活用したことがある」との回答者は6.1%にとどまった。
空き家投資について「知っているが、活用したことがない」(37.2%)との回答者に理由を聞いたところ、最も多かったのは「リスクが高そうだと感じる」(62.6%)、次いで「投資方法やノウハウがわからない」(39.1%)、「収益性がイメージできない」(38.2%)、「信頼できる情報源や相談先がない」(32.1%)などが続いた。
更に空き家投資について知っていた回答者に、空き家投資に対するイメージを聞いたところ、「賃貸・民泊などに活用できる」(29.8%)、「地方物件が中心」(26.8%)、「相続物件の活用手段になる」、「初期費用が比較的低い」(22.3%)といった回答の一方で、「詳しくは知らない」との回答が37.3%に上った。
全対象者に空き家投資に対して不安に感じる点を聞いたところ、最も多かった回答は「知識がない/相談先がない」(49.7%)で過半近くを占めた一方、「特に不安はない」(15.1%)が、「修繕・老朽化リスク」(14.4%)、「空室・需要が不安」(9.0%)、「売却できるか不安」(7.1%)、「制度や法律が難しそう」(4.5%)といった回答を上回った。
これらの調査から、空き家投資はリスクそのものよりも、「何をどう始めればよいか分からない」という心理的障壁が大きく、具体的な始め方や収益モデルの見えづらさが心理的ハードルを高めている実態や、空き家投資が「そもそも選択肢として認識されていない」といった現状がうかがえた。























