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大阪・高槻市で物流施設開発に着手 オリックス不動産

 オリックス不動産(東京都港区)は2月5日、マルチテナント型の物流施設「高槻ロジスティクスセンター」(大阪府高槻市)の開発に着手したと発表した。新名神高速道路「高槻インターチェンジ(IC)」から約6.5キロ、名神高速道路「茨木IC」から約7.0キロに位置する。27年度には新名神高速道路の全線開通が予定されており、関西エリアだけでなく、東日本と西日本の結束点として更なる交通利便性の向上が期待され立地。

 建物は、延床面積6万3261平方メートル(約1万9136坪)の鉄骨造4階建て。免震システムや非常用自家発電機を設置するなど、BCPにも対応した防災配慮設計で、4階には入居テナント企業の従業員が昼食や休憩、デスクワークに利用できるカフェテリアを用意し、シャワーブース付きのドライバー休憩室を敷地内の別棟に設ける。屋上には太陽光発電設備を設置するほか、天候の影響や夜間など発電量が不足する場合にもオリックスから非化石証書付きの電力を供給することで、入居テナント企業は100%再生可能エネルギー由来の電力を利用できる。竣工は25年6月を予定している。

 オリックスグループは、東名阪を中心に49物件の物流施設の投資開発の実績を持つ。