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東急不、スペインで太陽光発電所取得 南欧エリアで1ギガワット発電へ

 東急不動産とリニューアブル・ジャパンはこのほど、今後数年間でスペインを中心にイタリアなど南欧地域で合計1ギガワット(=1000メガワット)の再生可能エネルギー発電所の開発および保有を目標として共同出資に係る協定書を締結した。その第1弾として、9月末にスペインのシウダード・レアル県マンサナレスに所在する太陽光発電所(設備容量39・9メガワット)を取得。当面の間は、リニューアブル・ジャパンのスペイン現地法人を通じて、現地スタッフが構築したローカルネットワークを活用し、太陽光発電所の開発を行う予定だ。

 共同出資を行うスペインを中心とした南欧地域は、日射量が多く、太陽光発電に適する緩やかな丘陵地帯も豊富なことから、太陽光発電所の開発において非常に魅力的な市場となっており、今後も安定的な事業機会の確保が見込まれている。

 両社は、2017年8月に再生可能エネルギー事業領域における資本業務提携を締結。再生可能エネルギーの拡大という共通目標の下、両社が蓄積した事業ノウハウを結集し、海外でも環境に配慮したエネルギー供給の促進に貢献することを目指したいとしている。