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部屋探しで4割以上が「おとり広告」に遭遇 エアドア調べ

 オンライン賃貸プラットフォーム「airdoor」を運営するエアドア(東京都渋谷区)は、2年以内に引っ越しをした東京都内在住の20代から50代の男女を対象として2023年2月末に実施した「部屋探しについてのアンケート」調査で、400人の回答を得てその結果をまとめた。部屋探しで9割は「タイムパフォーマンス」を意識しており、また、4割以上が「おとり物件」に遭ったと回答している。「時間の無駄」や「不動産会社の信頼感」に対し、憤りの声があると同調査で報告している。

 調査結果によると、部屋探しに関して、9割以上が自らインターネットで行っており、4割以上が「おとり物件」に遭遇している。困ったことでは複数回答可で、仲介手数料や敷金・礼金の高さなどの金銭面のほか、問い合わせをした物件が既に成約済みだったが4割に上っている。
また、時間の効率性と効果の「タイムパフォーマンス」に関して、「とても意識」と「やや意識」を合わせると、9割が意識している。その背景として、「契約に時間が掛かる」「店舗に行く回数が多い」「写真と実際の物件が違う」などの自由回答がある。

 更に、自分で検索していいと思った物件を「内見したい」は8割近くの回答を得ている。オンラインで完結できると便利なこととして、複数回答可で多い順に、「内見予約」「物件検索」「入居申し込み」と回答している。