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森ビル、東京・区立御成門小で「街育プロジェクト」の最終授業

 森ビルは3月9日、「ヒルズ街育プロジェクト」の一環として、港区立御成門小学校5年生を対象にした特別出張授業を実施した。今回の授業は、22年6月から実施している出張授業プログラムにおける最後の授業。地域の課題や居住者の要望を考慮して制作した「街の未来マップ」を発表した。子供たちからは、「子育てをしている夫婦」が暮らしやすい街や、観光客や身体の不自由な人、子供でも楽しめるような工夫のある街など様々な意見が出た。「街の未来マップ」は、コミュニティスペース「新虎小屋」(東京都港区西新橋)に展示している。

 今回の取り組みは、「総合学習」の時間を活用して、年間を通じて実施する継続的なプログラムで、レクチャーとフィールドワークで構成。レクチャーでは、「麻布台ヒルズ」を題材に、再開発事業の意義や仕組みを学んだ。フィールドワークでは、「虎ノ門ヒルズ」周辺で、様々な施設やアート作品、地元の活動等を見学・体験した。

(写真)御成門小学校での最終発表回の様子