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長谷工が環境配慮型コンクリート開発 横浜市のマンションに初採用

 長谷工コーポレーションは、独自開発の環境配慮型コンクリート「H-BAコンクリート」を新築分譲マンション「ルネ横浜戸塚」(神奈川県横浜市戸塚区、総戸数439戸、1月竣工予定)の一部に初採用した。これまでに長谷工テクニカルセンター(東京都多摩市)の外構部においてH-BAコンクリートの実施工による検証。一般のコンクリートと同様の施工性を確認できたことから、同社が施工する建築物への採用を決めた。
 H-BAコンクリートは、コンクリート材料に由来する二酸化炭素の排出量を約8.2%~18.5%削減する環境配慮型コンクリート。一般的に使用されるコンクリートと同等の品質で、日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得している。また、一般のコンクリートと同様な製造・施工が可能なことから、今後は、脱炭素社会の実現に向けた方策の一つとして、環境配慮型コンクリートの普及展開を目指す。