マンション・開発・経営

三菱地所、英国で大規模オフィスビル開発

 三菱地所は、英国ロンドンで大規模オフィスビル「(仮称)8Bishopsgate」の開発計画を着工した。英国子会社の三菱地所ロンドンを通じて実施。同計画は、同社が保有する隣接2棟のオフィスビル「6-8 Bishopsgate」と「150Leadenhall Street」を一体で建て替えて、51階建ての超高層オフィスビルを建設するもの。3月22日に現地で起工式を行った。賃貸可能面積は、約2.8倍に拡大する見通し。竣工は22年末を予定している。
 同計画は、金融機関などが集積するシティの中心部に位置する。建物は高層(基準階面積約750平方メートル)、中層(同1300平方メートル)、低層(同1700平方メートル)とエリアで異なる面積のオフィススペースを用意し、幅広いテナント層へ対応が可能。また、環境面にも配慮し、英国の建築環境評価BREEAM認証のExcellentを取得する見込み。