資格・実務 マンション・開発・経営

マン管士の診断で共用部保険を割引に 日管連と日新火災が業務提携

 日本マンション管理士会連合会(日管連)と日新火災海上保険は2月10日、「専門家診断レポート付火災保険(マンションドクター火災保険)」に係るマンションの管理状況診断に関する業務提携契約を締結したと発表した。
 これは、マンションについてマンション管理士が共用部を診断し、管理状況が良好な場合は、通常の保険料の20~30%などの割引を行うもの。
 日管連の会員団体である全国のマンション管理士会に所属するマンション管理士が業務マニュアルに定めた共用部分の管理状況を診断し、診断レポートを作成。これに基づいて、日新火災が保険料の見積もりを作り、管理状況がしっかりしているマンションについては割引を行う。診断を行うマンション管理士については、日管連が診断のための研修会を行い、この研修会を受講していないマンション管理士は診断をすることはできない。診断は無料。
 保険の発売は今年7月、保険開始は10月の予定。