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首都圏の大型物流、空室率の低水準続く CBRE調べ

 シービーアールイー(CBRE)の調査によると、2013年第3四半期の首都圏における大型マルチテナント型物流施設(延べ床面積1万坪以上)の空室率は、前期(第2四半期)と比べて1.6ポイント上昇し4.3%となった。

 当期竣工の4棟のうち、2棟は計画段階からテナントが確定。また、日本最大級のロジポート相模原も当初の見込み通り約60%稼働で竣工したため、予想よりも空室率の上昇幅は小さかった。

 首都圏の需要は勢いが持続している状況で、開発計画の具体化が相次いでいる。供給のピークとなる14年第1四半期でも、空室率は9%台にとどまるとの予想だ。