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三菱地所レジデンス、リノベ事業に参入 年間600戸供給へ 

 三菱地所レジデンスはこのほど、リノベーションマンション事業への取り組みを正式に発表した。これまでパイロット事業として手掛けた3物件が順調に進んだことから、10月から新たに専任グループを組織。当面は年間100戸を供給(売上高30億円)し、将来的には500~600戸(売上高200億円)のボリュームにしていく考えだ。

 同社の新築事業同様、首都圏の主要駅徒歩圏エリアで展開する。新耐震基準であることが前提で、1戸単位のほか1棟リノベーションも手掛ける。販売価格3000万~4000万円の1次取得者層を中心に、シングル・ディンクス向け、更には『億ション』など幅広く展開する方針だ。価格設定は、新築よりも2~3割安を目線にする。