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荏原町駅前の「防災街区整備事業」、権利変換計画で認可 三菱地所レジが参画

 荏原町駅前地区防災街区整備事業組合は9月27日、東急大井町線荏原町駅前(東京都品川区)で計画されている「荏原町駅前地区防災街区整備事業」について、東京都から権利変換計画の認可を受けた。11月から解体工事に入る。同組合には三菱地所レジデンスが参加組合員として参画している。

 同事業は、密集市街地全体の防災性向上が目的のもの。防災再開発促進地区に指定されている約0.1ヘクタールの木造家屋などが密集する施行区域に、地上18階地下1階建ての複合施設(マンション、店舗)を建設する。建物は免震構造を採用し、災害時に有効利用される防災備蓄倉庫や防火水槽施設などを設置し、沿道部には災害時に避難通路として機能する歩道状空地を確保する。

 なお、マンションは総戸数55戸で、40平方メートル台~70平方メートル台(1LDK~3LDK)のプランとする。47戸を販売する予定だ。竣工予定は2016年3月。