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西宮のタワーマンションでリノベ再販 10戸供給へ 大京リアルド

 大京グループで不動産流通事業などを手掛ける大京リアルド(東京都渋谷区)が、マンション戸単位のリノベーション再販ブランド「Renoα(リノアルファ)」を関西圏で本格展開する。9月21日には、兵庫県西宮市にある総戸数426戸のタワーマンション「ラピタス31西宮」のうち、10戸について、リノアルファとして販売を開始する。

 同物件は西宮市両度町3の1に立地。阪急神戸線西宮北口駅徒歩3分だ。既存物件は、2000年築、地上31階建ての分譲タワーマンション。企業が社宅として保有していた一部住戸を同社が買い取った。販売住戸は、12~24階部分で専有面積は77~83平方メートル。間取りは2LDK~3LDK。価格は3990万~4720万円。

 リノアルファは2012年7月に販売を開始。配管といった専有部インフラの入念な検査やアフターサービス保証などによる安心を掲げ、2013年8月までに700戸以上販売した。これまで首都圏を中心に展開してきたが、好調に推移してきたことから、関西圏でも事業活動を本格化させることを決めた。