マンション・開発・経営

景況感指数が改善、東京ビル協会・7月度調査

 東京ビルヂング協会はこのほど、7月1日時点で実施したビル経営動向調査の結果をまとめた。会員287社を対象に実施、134社から回答を得た(回収率46.7%)。
 東京23区の賃料水準(共益費込み、3.3平方メートル当たり)は上限が2万6275円(前回4月1日時点2万6402円)、下限が1万5083円(同1万5682円)で、共に下落した。3カ月前と比較した賃料水準景況感指数はマイナス22.4(前回マイナス25.4)、3カ月後の景況感指数はマイナス14.1(同マイナス18.8)と、共に改善した。
 空室率は23区平均で7.1%(前回6.9%)と、わずかに上昇。3カ月前と比較した空室景況感指数はマイナス2.0(同マイナス11.2)、3カ月後の景況感指数は0.0(同マイナス10.5)で、いずれも改善した。