連載 記事一覧
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不動産取引現場での意外な誤解 賃貸借編(75) ペット敷金の追徴などは公平に反しないか
Q 前回のペット敷金特約の話で、全額償却の定めが損害賠償額の予定になるとのことですが、不足が生じたときに追徴し、余剰が生じたときに返還しなくてよいというのでは、公平に反するのではないでしょうか。 A(続く) -
トータルブレインのマンション最前線 若い女性が多い駅を狙え(1) 住みたい街へ〝昇格〟に期待
それぞれのエリアごとに、女性人口(全年代)比率、20~30代の若い女性人口比率、住みたい街ランキングの上位10駅を示したのが表1と表2。各駅半径1キロ圏で調査したものだが、全年代の女性比率が高い駅を見てみる(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ30仙台東北総集編(2) 「安定的な雇用」がカギ 地域間連携で発展の素地を
これらのインタビュー結果を総括すると、地方創生に必要なポイントとして次の4点が浮かび上がってきます。 第1は、地方における雇用機会の創出です。どんなに優れた街づくりをしても、雇用機会がなければ、人々(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎10月は、「土地月間」「住生活月間」「都市緑化月間」です。 ◎競売不動産取扱主任者試験出願受け付け中(31日まで) 10月27日(火) ◎住生活月間フォーラム「既存住宅ストックの維持・向上と活用」~豊かで持続可能な(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第106回 第二東京湾岸道路の用地 地域のためにも地下化を 岡部将史 不動産学部3年
【学生の目】 浦安市景観まちづくりフォーラムに参加した。理由は、明海大学近くに予定されている第二東京湾岸道路について研究したいと思ったからである。第二東京湾岸道路の予定地とされる場所は、浦安市の交(続く) -
随想タウンウオッチ(27) 不動産鑑定士横須賀博 銀座のカラスは今どこに
日本最大の商業地といえば銀座。その面積は87万m2である。そこには有名な国際ブランド品から世界に誇る日本料理、高級鮨店もある。昭和末期から平成3年までのバブルの時代には、高級素材の残飯が翌朝の街路に並ぶ(続く) -
マン活に励む管理組合 エルザタワー55 埼玉県川口市 大型の防災倉庫を設置(上) 防災見学会でコースの1つに
コンテナ仕様の防災倉庫は、同マンション共用設備のテニスコート隣の北側イベント広場に、今から10年程前にマンション管理組合と自治会とで1つずつ整備しました。 中に備蓄するのは、簡易用トイレや担架、ガソリ(続く) -
日本不動産研究所<第21回> 地価で見る全国の都市 ――市街地活性化と課題 兵庫県姫路市 進む姫路駅周辺地区整備事業 「白鷺城」も活気を後押し
キャスティ21エリア JR山陽本線姫路駅北口を出ると大手前通りの先に姫路市のシンボルである姫路城を望むことができる。郊外大型店舗などの台頭による商圏の分散化により、姫路駅北口周辺は長きにわたって地価の下(続く) -
2015マンション管理業務受験セミナー (19)
【問題2-41】 宅地建物取引業者Aが、新築の分譲マンションを宅地建物取引業者でない買主Bに売却した場合における、瑕疵担保責任に関する次の記述のうち、民法及び宅地建物取引業法の規定によれば、正しいものはど(続く) -
安心・安全の市場へ 全住協が進む道 (8) 鹿児島県住宅宅地産業協会 逆瀬川勇理事長に聞く 高齢者の生き甲斐、町に活力
住宅新報社、週刊住宅新聞社、不動産経済研究所の3社による特別企画「安心・安全の市場へ~全住協が進む道」。全国住宅産業協会(全住協)の構成協会などのトップに話を聞くシリーズだ。8回目の今回は、鹿児島県住宅(続く) -
廣田信子の紙上ブログ マンション管理応援歌 No.15 普通に静かに暮らせるのがいい
マンションの管理やコミュニティの良し悪しを市場価値に反映させたい…と官も民も、いろいろな仕組みをつくってきましたが、なかなか決め手はありません。最近は、ホームページで自分たちのマンションをアピールし(続く) -
「中古市場に流通革命を」 自民党提言を読む (6) リバースモーゲージと買取再販 市場拡大の起爆剤
経年に伴い一律に減価するとみなすのではなく、補修や維持管理の状況を踏まえて木造戸建て住宅を評価する。その先に普及が期待されるビジネスモデルの一つが、リバースモーゲージだ(図)。自民党・中古住宅活性化小(続く) -
会心の不動産投資 コンサルティング会社シェア東秀信社長に聞く (4) 事業用借地権による土地有効活用 20%超の利回りを実現 ラクテンポ第1号案件
〝木造平屋〟が有効 私が、取締役を務めているラクテンポ(東京・新宿)で取り扱った事例を紹介したい。 09年11月に第1号案件を東京・神田の路地裏に木造平屋建てで、100m2未満の店舗を建設した。開店当初より入居(続く) -
不動産業 リノベ宣言 ~地域からの発想~ ◇4 老舗企業大和屋 利益至上主義は採らない
「我が社は〝量〟を追求するのではなく、住まいの〝本質〟を売ることを心がけています。ですから、全体のマーケットが縮小していくとしても、我が社の経営姿勢を貫けば何の心配もありません」 量ではなく〝質〟で(続く) -
消費者契約法の改正 不動産業界に及ぼす影響 広告・セールストークに足かせも (2) 広告を勧誘対象にする効果は
前回は、消費者契約法4条1項から3項までの規定を紹介し、問題となる事業者の一定行為について見てきた。ここでポイントとなるのは、これらの一定行為の前提として、事業者が「消費者契約の締結について勧誘をする(続く) -
地域に根差す倫理経営 住宅・不動産業の実践企業と横顔 <第2回> 相羽建設(株) 相羽正会長に聞く 自然素材とOMソーラーの家「ゼロエネ」でも実績
――自然素材・エネルギーを重視した住宅づくりに転換したのは。 「パッシブソーラーの家づくりである、OMソーラーに加盟した25年前です。本部のある静岡県浜松市に行って、即入会しました。『価格競争はしない(続く) -
社説 問われる一人ひとりの責任 マンション施工、改ざん問題
起きてはならないことが起きてしまった。基礎杭データ改ざんによる建設工事。故意によるものとしたなら、怒りを通り越した感情が沸き起こる。「安全・安心」の確保を生命線とする建設業界、そして住宅・不動産業界(続く) -
ひと 空きビルを社会福祉モールに 全国空室対策協議会を立ち上げたアットオフィス会長谷正男さん
ビル業界に身を置いて30年近い。 「空き家や空きビル問題は不動産事業者だけでは解決できない」。建築や医療、士業、ITなど多様な業種と手を組み、知恵を出し合うことが必要と考え、全国空室対策協議会を立ち上(続く)