連載 記事一覧
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地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 (11) シリーズ「外国人宿、ゲストハウス出現のインパクト」(3) 初期投資を抑える~外観より地域の魅力
下町が集積地に 東京都内にゲストハウスが増えている。立地の傾向を見ると圧倒的に東側の下町エリアだ。全国展開しているカオサンゲストハウスは、都内に7店舗を構え、浅草や両国などすべて下町に建つ。代表の(続く) -
庶事 万感 ◇4 議論の方向は正しいか ベーシックな資格で信頼向上を
消費者保護も投資家保護も行き過ぎると社会の足腰が弱まる。人間もその集団も自立を目指してこそ意味が生まれる存在だからである。 かといって、自己責任に訴える勝ち組・負け組という〝二分社会〟はもはや、(続く) -
ひと 高齢者の声がヒントに 「世界初」のエアコンを開発した富士通ゼネラルの主席部長平律志さん
空調機メーカー大手の富士通ゼネラルで、13年に発売されたエアコンの高性能商品「ノクリアXシリーズ」の企画・開発に、チームの中心人物として携わった。「開発はチームで行うもの。自分一人では何もできない」と(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言416 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 給湯器に謎の携帯電話 電気泥棒、意外な犯人は…
先日、ある家主から電話があった。「アパートの隣に住んでいる姉から、『アパートの前から警報音みたいな音が聞こえてくる』と電話があったから行ってみた。すると、外の給湯器のコンセントからプラグが外されてい(続く) -
大言小語 熱中症の危険
暑い日が続く。外回りの仕事には、こたえる季節だ。就職活動中の学生たちがスーツの上着を着て街中を歩く姿は、見ているこちらも暑くなる。デスクワークの室内ならば、クーラーが効いて快適に過ごせて気持ちがいい(続く) -
今週のことば ADR(10面)
裁判外紛争解決制度。両当事者が自由な意思と努力に基づき、お互いに歩み寄る姿勢を持てば、裁判に比べて、簡易、低廉、柔軟に紛争解決を図ることができる。ADR認証事業者は、紛争の当事者双方から依頼を受け、弁(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 米国のステージング事情 居住中が主流、早期成約へ
先輩記者A 最近、中古流通の選択肢として「ホームステージング」が注目されているな。 後輩記者B ええ、売却したい物件を家具や小物で演出する手法ですね。購入希望者に生活のイメージを提供することで、物件(続く) -
知って得する建物の豆知識 219 オフグリッドな住まい 器の設えが成否握る
「グリッド」とは単位のことで、例えば設計図などの基本モジュール910ミリや1000ミリに従ってプラニングを行う方法をグリッドプラニングと言います。最近では「スマートグリッド」という言葉をよく耳にします。こ(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎公認ホームインスペクター試験受験申し込み受付中(締め切りは9月15日まで) ◎不動産コンサルティング技能試験受験申し込み受付開始(9月15日まで) ◎競売不動産取扱主任者試験申し込み受付開始(10月31日まで) 8月31(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第198回 小さなポケットパーク 実現には地域の理解必要 西川美波 不動産学部3年
【学生の目】 住宅街で戸建て住宅に挟まれた小さな公園が目に留まった。浦安市はもともと過密住宅地が多く、公園等のオープンスペースが少ないことが住環境や防災面の課題だった。市は05年に都市緑地法第4条第1(続く) -
マン活に励む管理組合 分譲マンション管理組合交流会(2) 東京都中央区 管理組合交流会 活発な意見交換
管理組合の理事を任されると、わからないことだらけ。そんな時、管理組合同士で交流している団体があれば、相談できる相手として、少し安心できるかもしれません。 前回に引き続き、東京都中央区の「分譲マンシ(続く) -
マンション管理応援歌No.106 廣田信子の紙上ブログ 理事会運営に楽しく取り組むには?
先日、「楽しく取り組む『理事会運営』」と言うテーマで講演依頼がありました。主催者の意図は?と考えたとき、理事さんたちのぼやきが浮かびました。輪番でやりたくないのに理事になってしまった。理事長にされて(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 〈東京・竹橋〉 (77) パレスサイドビルで梯子 居酒屋・焼き鶏「てけてけ」 鰹料理専門店「明神丸」
先週、東京メトロ東西線竹橋駅に近い如水会館で「優良ストック住宅推進協議会」の記者会見があった。今年は同協議会発足10周年ということもあり会見後には記者懇親会も開かれた(写真下(右))。懇親会場は竹橋駅に直(続く) -
2017宅地建物取引士受験セミナー (41)
◆お知らせ 今週からの宅地建物取引士受験セミナー第5クールは、5週に渡って厳選問題をお送りします。10月3、10日号は試験直前「重要数字」「重要項目」を掲載します。 【問題5-1】 A所有の甲土地についてのAB間(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(15) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 三重県四日市市・変化を続ける工業都市 臨海部中心から内陸部の先端型産業へ 公害教訓に環境技術発信
45番目に市制施行 「変化」をキーワードに四日市市をとりあげたい。古くは東海道五十三次の43番目の宿場町として栄えた四日市市は、三重県の北部に位置する県下最大の都市で、1897年に全国で45番目に市制を施行し(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 (10) シリーズ「外国人宿、ゲストハウス出現のインパクト」(2) 普段の街並みを見てもらう~山口県萩
地域に愛されてこそ 前回のコラムで紹介したゲストハウス品川宿には、全国から修行でやってくる若者が多いそうだ。ここで修行して、自分の故郷に帰り、そのノウハウを生かしてゲストハウスを始めるという。 代表(続く) -
庶事 万感 ◇3 需要膨らむ〝コンサル〟 相談件数の推移(不動産流通推進センター相談室) 〝課題先進国〟の日本を救う
「私なりのコンサルというものが形はかたちとして、色はいろとして手応えのようなものがあり、快い達成感と共に大きな自信となって湧き上がってきました」 これは、ある不動産コンサルタントが資産家から相談を(続く) -
バイク駐車場不足に収益チャンス! 狭小地や変形地、旗竿地の活用にも
その背景には、2006年6月の改正道路交通法の施行を機に、バイクに対する駐車禁止の取り締まりが強化され、全国的にバイクの駐車場需要が増えていることがある。 実は、日本ではバイク自体の数は増えていない(続く) -
社説 不動産「おとり広告」の撲滅 決意示して取り組むとき
不動産広告は、不動産物件を探す消費者とあっせんする不動産業界を結ぶ入り口であり、不動産取引の生命線である。そこを経て初めて需要者の希望物件の選別が行われ、取引成立へと進む。需要者にとっては暮らしの基(続く) -
ひと 顧客の生活機会を最大化 不動産領域メディアを管掌する株式会社「じげん」執行役員須崎和延さん
以前勤めた旧ネクスト(現LIFULL)では大阪オフィスの立ち上げに3人の小規模体制で営業に駆け回った。関西の土地柄なのか、「顧客との接触面積は独特。相手の心にいかに響かせるか。人間力が求められた」と当時を振(続く)