総合
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大言小語 8万時間の衝撃
ノンフィクション作家の加藤仁著『定年後―豊かに生きるための知恵』(岩波新書)によれば、現役(20~60歳)時代の総労働時間と、定年後(80歳まで)の総余暇時間はどちらも約8万時間だという。もし90歳まで生きた場合は(続く) -
ひと 〝和風建築〟の腕を磨く 技能グランプリ大工の部で3年連続入賞したポラスハウジング協同組合東吉雄一さん
2年に一度開催される技能士が熟練の技能を競う「技能グランプリ」の建築大工の部で、銅賞を獲得した。自身、3年連続の入賞を果たした上、総勢4人を送り込んだポラスグループにも、5大会連続の入賞記録更新をもたら(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第172回 オシャレな屋根 使用材と電柱が魅力を半減 武田亜輝士 不動産学部2年
【学生の目】 「住宅の傘」である屋根には何よりもまず、家を守るという重要な役割がある。また、家の格式や威厳を表現する役割も担っている。しかし、屋根の魅力はこれだけに留まらない。都市部では街なみや外(続く) -
知って得する建物の豆知識 206 建築模型 欧州では高価値 3Dプリンター登場で様変わり
建築模型はみんな大好きです。年齢性別を問わず、自分の建てようとする住宅の模型を見せられると一気に引き込まれるようです。 建築模型にはスタディ模型と完成模型があります。スタディ模型は建築家やクライア(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 空き家ビジネスはもうかるか? 地域再生促す気構えを
先輩記者 空き家問題が話題になってから、数年経つ。「空き家対策法」が施行されたのは15年2月下旬だったから、ちょうど2年前だ。 後輩記者 確か、老朽化した空き家は放っておくと倒壊の危険性があるし、衛生(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第37回> 神奈川県鎌倉市・深沢地区で進む土地利用計画 「ウェルネス」を核に 良質な文化とコミュニティで
旧国鉄用地中心に 鎌倉市は神奈川県南東部に位置し、横浜市栄区、戸塚区、逗子市、藤沢市に接し、市域面積39.53平方キロに約17万人、約7.3万世帯が住む都市である。地域としては鎌倉、腰越、深沢、大船、玉縄の5地(続く) -
不動産・住宅スケジュール
2月24日(金) ◎日本住宅総合センターが住宅・不動産セミナー「住宅市場の中期的見通し」を開催(東京都千代田区、都道府県会館) 2月27日(月) ◎再開発コーディネーター協会が技術研究会「市街地再開発事業及びマン(続く) -
16年首都圏マンション販売戸数 中古が新築を逆転 消費者ニーズに変化!?
住宅新報 2月14日号 お気に入り業界に衝撃 16年の首都圏中古マンションの成約件数は3万7189件(前年比6.9%増、東日本不動産流通機構調べ・以下中古マンションについては同)。一方、16年1年間に供給された新築分譲マンションは3万5772戸(同11.6(続く) -
大言小語 貿易摩擦が再燃
80年代後半、日本から米国への自動車の輸出攻勢によって、日米間に貿易摩擦が生じた。米国の自動車大手メーカーの本拠地であるデトロイトでは当時、日本車をハンマーでたたき壊したり、火をつけたりする労働者の蛮(続く) -
若い人にバトンを渡すのが使命 都宅協本部レディス部会で活発な活動を目指す部会長松本孝子さん ひと
昨年、東京都宅地建物取引業協会のレディス部会部会長に就任。早速、11月には「レディス部会10周年記念シンポジウム」を開き、日米女性ビジネスネットワーク協会のDr・キャサリーン・カガワ氏の講演などを行った。(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第171回 避雷針のある風景 デザインに優しい設備も必要 池羽七海 不動産学部3年
【学生の目】 建物の屋上には塔屋のほか、様々な設備や広告塔もあって、雑然で散漫な印象のことも少なくないが、端正な屋上に複数の避雷針が立つ風景に、一種の緊張感を覚えた(写真)。 避雷設備は屋上や屋根に(続く) -
各地で新年会 大阪府不動産鑑定士協会、近畿定期借地借家権推進機構
住宅新報 2月14日号 お気に入り大阪商業地は上昇 光岡正史・大阪府不動産鑑定士協会会長 大阪の商業地地価は外国人客の急増でホテル用地を手当てする動きが活発化し、上昇傾向だ。3月の地価公示で明確化するだろう。引き続き、土地の有効活用や(続く) -
東京都不動産のれん会 不動産業の『礎』築く ~その軌跡と貢献~ (9) 地域の安心、事業者に期待
――改めて、野田卯一氏や東京都不動産のれん会の設立主要メンバーが、宅建業法や全日の設立に大きな貢献を果たしたことについて、どう思いますか。 品田氏「戦後の完全な無法状態となっていた不動産業界の中にあ(続く)