GA technologies(東京都港区)は9月14日、22年10月期第3四半期決算を発表した。当期の売上高は776億7500万円、営業利益は7億円、最終利益は1億6400万円だった。主力事業であるRENOSYマーケットプレイスやITANDI事業での前期から実施中の選択と集中で、収益やコストの改善が進んでおり、通期での営業利益に関して第2四半期発表時の5億円から8.5億円に上方修正した。
同社代表取締役社長執行役員CEOの樋口龍氏は、引き続き、「高品質なサービスのラインナップの拡充や、RENOSYの30万会員の囲い込みで優良顧客基盤を拡大していく」と今後を展望。グループ会社で不動産テック企業のイタンジ(同住所)代表取締役の野口真平氏は、「不動産業界の抱える情報の非対称性や生産性、人手不足の課題感に、電子契約サービスやリアルタイム物件情報データベースを強みとしたITサービスで応えていく」と説明した。
GA technologies
決 算 22年10月期(第3Q)
売上高 776億円 (61.8%)
営業利益 7億円 (―)
経常利益 2億円 (―)
当期利益 1億円 (―)
予 想 22年10月期(通期)
売上高 1,100億円 (―)
営業利益 8億円 (―)
経常利益 ―億円 (―)
当期利益 1億円 (―)
