大言小語 土地の価値とは
「土地の価値が下がる」「学校レベルは高いし、習い事もしている。施設の子にはつらいのでは」……。耳を疑うような〝住民〟の意見が飛び交った。東京都港区南青山に、同区が建設を予定している「子ども家庭総合支援センター(仮)」の近隣住民への説明会での…

「土地の価値が下がる」「学校レベルは高いし、習い事もしている。施設の子にはつらいのでは」……。耳を疑うような〝住民〟の意見が飛び交った。東京都港区南青山に、同区が建設を予定している「子ども家庭総合支援センター(仮)」の近隣住民への説明会での…
57カ月に及んだ「いざなぎ景気」超えと、政府が今の景気回復を判断した。不動産市場でも目下、東京都心5区の賃貸オフィスビルの平均賃料が59カ月上昇を続けている。調査元によると、11月のオフィスビル平均空室率は1.98%に下がり、1%台に突入し…
24 年には遂に50歳以上の人口が5割を超えるという。その4年前の20年には、後期高齢者の数(1879万人)が前期高齢者の数(1733万人)を超える。せっかく、高齢者が増えるのだから、幸せそうな顔をしたお年寄りが街にあふれたら、どんなにこの…
早いもので今年も残り1カ月を切った。年末に近づくと、1年間を振り返る話がよく聞かれるようになるが、不動産業界には残された課題が山積しているように思う。 ▼昨年10月にスタートした新・セーフティネット住宅の登録が思いのほか進んでいない。「安心…
トイレから手を洗わずに出る、入り口で仁王立ち、足を組んで突き出して座る。電車や駅で通勤時に見る光景だ。公共の場でも自分を律することができない。そうした人たちは、自己管理において自分を律すべき仕事で、果たして成果を出せるのだろうか…。一事が万…
現在開かれている197回臨時国会は、今夏起きた豪雨や北海道での地震に対応するための補正予算を全会一致で成立させ、注目は入管法改正案の成否に移った。正式には出入国管理及び難民認定法と呼ぶが、一般のマスコミでは、〝外国人材活用法〟としている。し…
住宅を購入するときに、いつの時代も心強い存在となってくれるのが住宅ローン減税だろう。来年に消費税の増税が予定されていることから、この住宅ローン減税については大幅な拡充が期待されている。年末に向けて来年度の税制改正の行方が気にかかるところだ。…
人の生活と不動産は切り離せない。だから不動産業は〝人間産業〟といわれる。しかし、社会には様々な階層の人がいるから、ひとくちに人間産業といっても、その実相は多様だ。 ▼社会的弱者のための住まいを確保する「改正住宅セーフティネット法」が昨年10…
今、触れずにいられない話題と言えば、建物に使われる免震・制振用ダンパー装置の「検査データ改ざん問題」になるだろう。建設・不動産業界だけではなく、世間一般を震撼させたことは間違いない。ただ、これら装置が実際に使用されている建物が揺らぎ、損壊な…
野村不動産グループの街づくり構想「BE UNITED」、三菱地所グループが始めた地方創生とマンションコミュニティの活性化を目指す「レジクラマルシェ」など、最近はマンションコミュニティの新たなあり方を模索する動きが活発だ。マンションは同じ建物…
先日発表された都道府県地価調査では、東京圏の住宅地の上昇率順位で、城北とよばれる「荒川区、足立区、北区」の基準地が10位中7位を占めた。人気のある城南地区と比べて通勤・通学時間も変わらない。むしろ、東京・大手町なら近いぐらいだ。 ▼とはいえ…
国内のかつての新築マンション市場には、海外需要を呼び込めるハイクラスのマンションは見当たらないに等しかった。時折、億超えマンションが発売されても、数は限られ一定のマーケットを形成するには程遠かった。海外の不動産価格が高騰した当時、日本の不動…
10月になったので、10月始まりの手帳を買おうと思い書店に行ったがなかった。あるのはすべて1月始まりの19年版だった。ただ、その中にはわざわざ「1月始まり」と書いてある手帳もあったから、「4月始まり」が来年2月頃には売り出されるのだろうか。…
先日、旭化成ホームズ主催のフォーラムで講演した桜美林大学大学院老年学研究科の白澤政和教授は、「日本の介護保険は、介護される本人が中心の制度となっているが、そばにいてサポートする家族なども視野に入れることが大切」と主張した。イギリスでは既に、…
この夏、久しぶりに帰省した。昔遊んだ小さな川は埋められ、遊歩道に様変わりしていた。よく、ザリガニやカエルなどを採っては持ち帰り、母親に気味悪がられたものだ。その川は、その後に柵が設置され、親らが近づくことを禁止して、子供たちは寄りつかなくな…
9月2日、所用で出掛けていた新大阪駅のホームを発って東京へ戻った。まさか、その2日後、広い新大阪駅構内が人であふれることになろうとはつゆ知らずに。 ▼今年最強、25年ぶりに非常に強い勢力のまま本州に上陸した台風21号は四国、関西地方を縦断。…
限界集落とか、買い物難民という言葉が使われ出したのは20年以上前。最初は地方の中山間地の話だったが、それが地方都市近郊へ、最近では東京周辺の老朽化したニュータウンや団地でも問題になっている。高齢者世帯の割合が増えると、公共交通が不便になり、…
「はじめに言葉ありき」。では、終わりにあるものは?人類は言葉を手に入れることで、他の動物とは全く異なる進化を遂げた。しかし、人間は最後まで言葉を使い続けることができるのだろうか。 ▼混み合う電車で人を押しのけ、すり抜けるときでさえ声を掛けな…
最近の住宅・不動産業界における様々なニュースを通じて思うことは、国民のニーズを真剣に把握し、なんとか対応しようとする努力が本格化してきたということだ。その背景には、ニーズそのものの多様化、あるいは国民一人ひとりがいまだ本当のニーズに気付いて…
一昔前の話だ。その当時、要望以上の「技術」を持つので、なかなか予約が取れないほどの顧客を抱えていたことから、こう呼ばれたようだが〝カリスマ〟の美容師が「無免許」の営業で問題視された。 ▼「学歴」については、逆の話がある。有名大学卒のすべてが…