マンション管理に新風 趣向凝らしたサービス登場
住宅新報 2011年9月13日 号 4面
全国に約571万戸、約1400万人が居住する分譲マンション(10年末時点)。その居住価値向上を謳うサービスが続々登場している。
東邦レオ 植栽管理を受託 緑でコミュニティ支援
屋上・壁面緑化事業を手掛ける東邦レオ(東京都豊島区)が始めたのは、既存マンション向けのサービス「クリエイティブ・グリーン」だ。植栽管理を基本として、外構リニューアルや菜園の新設も提案する。また押し花、寄せ植え講座などのイベントも定期的に開催。緑を介してコミュニティ形成を後押しする。
費用は案件ごとに異なるが、植栽管理の委託先を同社に変更する形のため、追加負担は基本的に生じない。管理委託業務に含めている場合も同様で、管理会社と同社との間で改めて契約を結ぶことになる。
同社は1年前から貸し菜園の運営を開始。子どものいる世帯の登録が多く、休日には家族連れの姿が目立つという。緑が世代を問わずコミュニケーション手段として有効であることは、言わば実証済みだ。植栽の専門技術に「コミュニティ」という付加価値を組み合わせ、市場の掘り起こしに挑戦する。
電動自転車をシェア 台数整理効果も カレラ
新築マンションで目立ち始めたカーシェアリング。既存マンションではより導入しやすい、電動自転車のシェアサービスが始まった。運営するのは、マーケティング会社カレラ(東京都港区)。同社が以前から展開中の自転車修理出張サービスで、電動自転車の割合が高いことに着目して事業化したという。
料金は5台で月額4万5000円(2台から対応)。この中には自転車の利用料金のほか、毎月のメンテナンスや年1回の点検、出張修理サービスも含まれる。1台当たり10万円前後と高額な電動自転車を安く使用できるメリットに加え、同社では「自転車の整理効果も期待できる」とアピール。また、都市部には自転車業者が少ないため、外出先でのパンクといったトラブルに電話1本で対応する出張サービス自体の需要も大きいと見ており、それを入り口にサービスの周知を図りたい考えだ。






















