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スタンダード会員限定スムーズ 新生活の願いかなえる 賃貸初期費用の分割払い

住宅新報 2025年9月23日 号 7面

管理(賃貸・分譲)
スムーズ 新生活の願いかなえる 賃貸初期費用の分割払い

 同社は、割賦販売法に基づき消費者の購入商品やサービスを立て替え払いする『個別信用購入あっせん事業者』に登録する金融ビジネス会社として『スムーズ』を提供している(イメージ図)。入居検討者や、不動産仲介・管理会社、オーナーの課題を解消している。生涯の様々な段階のライフステージの節目の一つに引っ越しがある。親元を離れて一人で、または、パートナーと暮らし始める。通勤の負担を減らしたい。もっと良い環境で子育てがしたい。理由は様々なものの、そうした〝願い〟の実現を前に、共通する課題として賃貸入居時の〝初期費用〟の確保がある。

 同社が調べた行政機関の各種統計によると、20代の平均月収の手取り額21万円、貯蓄(中央値)5万円では、敷金・礼金・仲介手数料の平均合計額35万円の負担が新たな生活をスタートさせる際の〝大きな壁〟になっている。実際に賃貸入居の〝困りごと〟のランキング1位は、15年以上にわたって「初期費用」が〝不動の地位〟を占める。好きなタイミングで都合の良い時期からの新生活をあきらめる、もしくは何かしらで妥協する場面が少なからず発生している。そこで多くの人は引っ越しのための「貯金」に励む。

 同社取締役の高嶋允瑛氏は、「未解決な根深い課題になっている。今ではマイカーや住宅、ブライダル、学資、スマートフォンまで分割払いは一般化した。同様に金銭負担の大きい賃貸入居でも一括払いとは別の〝賢い選択肢〟として普及させたい」と説明する。賃貸入居向けに特化している同社サービスは、クレジットカードのようなイメージで活用ができる。部屋探しの入居検討者は、手元資金に不安がある、貯蓄額を減らしたくない、などといった場合に同サービスを利用できる。

 使い方は比較的簡単。QRコードをスマートフォンで読み込み、同社の公式アカウントの無料通信アプリ「LINE」とつながれば、2~3分程度の情報入力で利用申請できる。AI(人工知能)の活用で1分程度の審査で手続きが完了する。審査を通過すると、同社と入居検討者が分割払い契約を締結する。一方、取り扱う不動産仲介会社には、ほとんど負担がない。案内用のチラシを店頭に置く。審査結果の確認や立替払い金の入金申請とその確認用の管理画面をパソコン上に設定するだけで済む。クレジットカードのように、専用機器の設置やその費用、決済手数料は必要ない。立て替え払い金は当日18時までに手続きをすれば、翌営業日までに、不動産仲介会社に入金される。

部屋探しの選択肢広げる

 メリットは入居検討者と不動産仲介会社の双方にある。立て替え払いの可否や上限額は一律ではなく、同社加盟の指定信用情報機関CIC(東京都新宿区)や同社の独自基準で審査し、各々に決まる。入居検討者は、資金面の不安を解消し、理想の部屋探しの選択肢が広がる。同社は複数の分割払いプランを用意し、3回払い以内ならば、分割手数料は無料となる。「不動産仲介会社は、部屋の候補数を増やせる。1ランク上の部屋にも提案の幅を広げられるために〝機会損失〟を防げる。成約率や収益の向上に期待ができる。競合他社との差別化の要素にもなる」(高嶋氏)。

 同社サービスは、国籍制限がなく、18歳以上の学生を含め、部屋探しする40万人(LINE登録数)が利用している。活用中の不動産仲介会社は、8月にアパートマン(石川県野々市市)が導入を始めるなど、40都道府県の1600超店舗に広がる。「物件が未定でも利用できる。事前に立て替え払いの可能額が分かり、部屋探しに進みやすい。当社代表は実家が不動産業で以前には民泊運営代行ビジネスを手掛けている。不動産業界に強い思い入れがある。不動産業界での認知度の向上を図りたい」(高嶋氏)と話す。

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