紙上ブログ 不動産屋の独り言 813 賃貸現場の喜怒哀楽 令和の米騒動に思う 縁がめぐって支えられて
住宅新報 2025年8月5日 号 5面

「私は米を買ったことがない」と失言して辞任した大臣がいたが、私も四半世紀は米を買っていない。私が50歳で再婚した妻の実家が細々と米作りをしていて、折に触れて送ってくれたり、気仙沼の知人が地元の銘柄米を送ってくれたりするからだ。同業者が「新潟の実家から送られてきたのでよろしければ」と届けてくれることもある。世の中で「米不足だ」「備蓄米を放出してはどうか」「米が値上がりしていて買えない」と騒ぎになっていても、米に関しては他人事のように見ている。
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そもそも気仙沼の友人は、私が店番をしていたときにドアを開けて「この辺りにN荘というアパートを知りませんか」と聞くので、当店から徒歩2分だけど、地図を書いても分かりにくい場所だから一緒に行ってあげただけのこと。以来、相続相談とかで一緒に法律事務所に行ったりして、私のほうも首都圏で売られているお菓子を送ったりして交流している。人に親切にして何かを頂こうということではない。不動産屋という職業柄か、道に迷ったら不動産屋に聞けば大抵教えてもらえると思っている人が多いみたいで、時には「ここからはバスも出ていませんしタクシーを使うほどの距離でもありません。うちの店の車でお送りしましょう」と、急いで弁当を食べて連れて行ったこともある。






















