紙上ブログ 不動産屋の独り言 769 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 手のひら返しの入居者 新規出店で奔走したのに…
住宅新報 2024年9月17日 号 6面

涙が出るくらいうれしい「義理堅い入居者」がいれば、その逆も然りだ。「私が何か損害を与えましたか」と聞きたくなるような賃借人もいる。
ある入居者から「コーヒーショップを始めたいんですが、手ごろな物件はありませんか」と相談を受けた。たまたま期日は未定だが家主が建て替えを検討中で、今は空いている店舗があった。実際に工事が始まるまでには1年以上は掛かりそうだったので、家主と交渉して家賃を1万円にしてもらう代わりに立ち退き料は支払わない約束で借りてもらうことに。もちろん、安い賃料で借りている間に資金を貯えて「ずっと使える店舗」を探せばいい。
近隣とトラブル






















