ライフル「おとり物件」調査 賃貸客の7割が遭遇 データ連携など〝物件鮮度〟追求
住宅新報 2024年9月3日 号 6面

おとり物件とは、不動産ポータルサイトなどに入居者募集の広告が掲載されているが「存在しない物件」「存在するが取引対象にならない物件」「存在するが取引の意思がない物件」を指す。架空物件へ誘導する悪質性の高いものだけではなく、契約が決まった物件の掲載を素早く取り下げできないことによる〝意図しないおとり物件〟も多く発生している。
同調査では、おとり物件について理解しているのは全体の60.9%にとどまり、約4割の人の理解が浅いことも浮かび上がった。こうした背景もあって、不動産ポータルサイトを選ぶ際に「情報の新しさ」や「おとり物件の少なさ」を意識している人は3割にも満たない結果となった。
ライフルは、おとり物件の発生要因として、アナログ作業の多さや更新作業の誤り、仲介会社・管理会社など様々な関係者を介すことによるタイムラグを指摘。更に不動産各社のおとり物件に対する課題認識は高いとした上で、人手不足やシステム導入の遅れなど各社に委ねるだけの対策では限界がある点を挙げる。






















