「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第49回 家賃値上がりの実態と その要因
住宅新報 2024年5月21日 号 12面

4月10日の日経新聞朝刊に「物価高、家賃も動かす」というタイトルの記事が掲載された。記事では消費者物価指数で賃貸住宅の家賃を示す指数が上がっていることや大手管理会社が契約更新時に家賃の値上げを打診しているという実際の声があった。本紙の先週号1面でも24年春の4大都市圏における家賃調査で都心を中心に家賃が上昇している実態が掲載されていた。
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総務省統計局が4月19日に公表した消費者物価指数では2020年を基準とした総合指数が前年同月比で2.7%、前月比でも0.2%の上昇を示している。これは総合指数なので生鮮食料品や宿泊料、ガソリン、教養娯楽サービスなどあらゆるものが含まれている。その中に民営家賃という項目があり、木造と非木造を見ると前年同月比でいずれも0.2%の上昇を示していた。あらゆるものの値上げが家賃にまで波及してきている実態が見えた。






















