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プレミアム会員限定不動産屋の独り言~賃貸現場の喜怒哀楽~745 タダ使いを当然と考える家主 プロの仕事を何だと思っているのか

住宅新報 2024年3月19日 号 6面

連載: 不動産屋の独り言 〜賃貸現場の喜怒哀楽〜

管理(賃貸・分譲)
不動産屋の独り言~賃貸現場の喜怒哀楽~745 タダ使いを当然と考える家主 プロの仕事を何だと思っているのか

 隣町の1Kが6部屋のアパートの管理を任されている。その家主から1月中旬にLINEが届いた。「201号室の廊下に壊れた洗濯機が置いてありますが、今月中に片付けてもらってください。こちらで業者に問い合わせたら8800円と高いので、どこか安い業者があれば紹介してあげてください」とのこと。今月中に、と何とも勝手な話。懇意にしている電器屋に問い合わせたら、「ついでがある時でよければ、5000円でいいよ」とのことで依頼した。費用は入居者負担。8800円で覚悟していた入居者は喜んでくれた。

長期入居者にも冷たい

 1月下旬に「ついでがある」とのことで片付けてもらったが、隣町の不便な場所で、そこまで私が行かなければならないし、当然、人件費も経費も掛かる。そういうのは一切無視。30年の付き合いだが、私がそういうことで不満を言えば、「だったら他の不動産会社に管理を替えるよ」と言うんだろうな。後で報告のLINEを送ったら、「ありがとうございます。助かりました」と返信があったが、その言葉だけ。タダで当然、と思っているのが透けて見える。その入居者は長く入っていて、家主に直接「入居途中での畳の表替え」の相談をしたようだが、「入居途中での畳の表替えは例がない、と断ってくれ」と私に依頼してきた。むしろ長く入っていてこの先も入居してくれるなら、入居途中の畳の表替えや襖の張替えをしてあげてもいいと思う。他の家主は了解してくれる。

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