「住まいのルールブック」全戸配布、13言語に対応 神奈川公社が作成
住宅新報 2023年11月21日 号 7面

神奈川県住宅供給公社はこのほど、外国人居住者が円滑な共同生活を営めることを目的に、賃貸住宅でのルールやマナーを記載した「住まいのルールブック」多言語版を作成した。日本語を含め、英語、中国語、スペイン語など13言語で対応。公社一般賃貸住宅69団地1万3232戸を対象とし、空室を除いた全世帯(約1万2000戸)に今年度中に配布する。更に新規入居者には、特設ウェブページのURLや二次元コードを案内していく計画だ。
同公社では既に賃貸借契約時に新規入居者へ「住まいと暮らしの豆知識」と題した冊子を配布してきたが、住まいのルール以外にも設備の説明や入居後の手続き方法等も含まれていてボリュームがあり、言語は日本語のみだった。そこで今回、同冊子の中でも入居者からの問い合わせが多く、生活上のトラブルや相談内容等を抽出し、整理。暮らしのルールとして、ゴミの捨て方や廊下・バルコニー等共用部分に関する留意点、生活音への対応、浴室やトイレの使い方など、イラストを交え、分かりやすくコンパクトにまとめた。
同公社によれば公社一般賃貸住宅全体の入居戸数のうち、外国籍の入居者が占める割合は4%程度。ただし、同公社では社会的企業としての立場から、今まで以上に安心・安全・豊かな住まいや暮らしを提供していく役割を認識。文化や生活習慣が異なる外国籍の入居者が円滑に共同生活を営めるよう支援していくとの考えを示す。






















