リーシングMC調べ 23年春の引越シーズン賃貸市場 勤務先に近い物件を好む テレワーク想定で部屋探しも
住宅新報 2023年8月1日 号 6面
リーシング・マネジメント・コンサルティング(東京都港区、齊藤晃一社長)は7月26日、「2023年引越しシーズン(1~3月)における新型コロナウイルスの賃貸不動産マーケットへの影響調査」をまとめた。1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)の賃貸仲介店舗333社のアンケートを集計した。
それによれば、テレワークを想定して部屋探しをしていた人の割合は、「1~2割程度」(38.1%)が最も多く、「3~4割程度」(36.9%)が続いた。「5割以上」(8.4%)とする回答もあった。社会経済活動が正常に向かっている中でもテレワークを前提とする部屋探しが根付いていることが分かった。
内見はLINEなど 一方で同社では、「駅距離が近い物件が好まれるようになった」が31.2%を占めてコロナ禍前の水準に戻りつつあるとした。テレワーク想定だけでなく、出社回数が増えることを見込んだ動きも透けて見え、単身者は「勤務先に近い物件を好む割合」(45.0%)が最も多かった。
仲介担当者が1組の顧客に対し、内見案内する物件数は平均3物件が半数超を占めた。また、仲介担当者自身が見たことのない物件を顧客に紹介する頻度は「約50%」とする割合が6割超を占めた。
電子契約を行ったことがある仲介担当者は57.1%だった。オンライン内見は「1~2割程度」(43.8%)と「1割にも満たない」(40.2%)で8割以上を占めた。オンライン内見ツールは「LINE」(61.9%)と「ズーム」(57.7%)の2つが主流だ。ウェブ申し込みはイタンジのツールが9割以上を占めている。
SUUMO反響ダントツ
仲介会社の物件情報サイトの更新頻度は「ほぼ毎日」(46.5%)が最多となった。エンド客集客時に利用するサイトは「SUUMO」(85.0%)、「自社ホームページ」(72.4%)、「アットホーム」(66.7%)、「ホームズ」(53.8%)などと続いた。 エンド客から反響の多い媒体についてもSUUMOが831件と2位のアットホーム(372件)以下を大きく引き離している。
問い合わせの多い曜日と時間は、「土曜日」(57.7%)と「日曜日」(42.9%)を希望する人が多く、時間は「19時以降」(71.5%)に集中している。内見日も土・日に集中し、時間は「13~15時」(70.6%)、「11~13時」(57.7%)、「15~17時」(41.4%)と昼を希望する人が多い。普段の日中の日当たりなどの確認を目的とするためだとみられる。






















