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スタンダード会員限定都心5区 空室率6.48% 35カ月連続で賃料下落 三鬼商事

住宅新報 2023年7月11日 号 7面

管理(賃貸・分譲)
都心5区 空室率6.48% 35カ月連続で賃料下落 三鬼商事

 オフィス仲介大手の三鬼商事は7月6日、東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のビル市況を公表した。 それによれば、直近6月の平均空室率は6.48%(前月比0.32ポイント上昇)と2カ月連続で高まった。供給過剰の目安とされる空室率5%を29カ月続けて上回った。

 オフィスの拡張移転などがあった一方で、統合による解約などの動きが見られた。大規模ビル1棟が竣工した影響を受けて全体で空室面積はこの1カ月間で約2万9000坪増加した。区別に見ると、最も空室率が高いのは港区の9.54%となり、最も低いのが千代田区の3.97%となった。

 竣工1年未満の新築後の空室率は前月比6.81ポイント上げて34.42%まで高まった。募集面積を残したことから空室率を高めた。既存ビルの空室率は同0.01ポイント低下し、5.78%だった。統合に伴う解約や募集開始の動きがあったものの、オフィス面積の拡張や建て替えでの成約が支えた。

 平均賃料は1坪当たり1万9838円だった。前月比39円(0.20%)安い。賃料の下落は35カ月連続となった。新築ビルは2万7133円となり、同691円(2.61%)高く3カ月ぶりに反転上昇した。既存ビルは1万9703円と同51円(0.26%)下げている。

 区別に見ていくと、賃料が最も高いのが渋谷区の2万1850円で、最も安いのが新宿区の1万7927円となった。

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