資金面で試練、自治体支援に期待 共立女子大学 高橋大輔教授に聞く
住宅新報 2022年6月28日 号 11面

共立女子大学 髙橋大輔教授 たかはし・だいすけ=共立女子大学家政学部建築・デザイン学科教授。専門は建築計画学。一級建築士、博士(工学)。1970年生まれ。秋田市出身。同大学では23年4月に「建築・デザイン学部」を設置する予定。
空き家の利活用は喫緊の課題だ。官民挙げての取り組みが欠かせない。建築業界も古い物に価値を見いだすことに注目し始めた。有効活用のアイデアや今後の展望と課題などをどうみるか。共立女子大学の高橋大輔教授に聞いた。
――どのような空き家利活用を考えていますか。
「遊休不動産などの活用は、比較的、商店街などの空きストックを再生してにぎわいを創出する事例が多いが、私の場合は、もっぱら郊外の住宅地などを対象に実証実験的に取り組んでいる。東京であっても買い物難民が出るなどの問題も浮上している。都市部も予断を許さない。高齢化が進むに伴い話し相手がいなくなっており、高齢者がふらっと立ち寄れる場所を空き家利活用で創出できればと思っている。一方で地方に目を向ければ若者が離れていく現状を目の当たりにする。都心一局集中を実感させる。私は高齢者と若者の両極の居場所みたいなものに焦点を当てて利活用の有効性を探っている。地方では、不動産事業者から空き家の利活用で相談を受けることも多くなった」






















