ひと 走りながら考え、伴走する 観光宿泊業界のICT活用やDX化を支援するTradFit代表取締役 戸田良樹さん
住宅新報 2022年5月3日 号 2面
連載: ひと

コロナ禍の影響が長引く中で、「観光宿泊業界を助けたい」、との想いを一層強くしている。あらゆる関係者と日々、走りながら考え、更なる業界の発展を願い、「チームとして一丸となって汗をかいている」。
これまでも、ホテルなどをはじめとした観光宿泊業界は、関係省庁から発表されている各種のデータを見ても、サービス産業の中にあって「特に人手不足が顕著な業界構造にある」と感じ続けていた。現状でも、客室からの問い合わせが集中するフロント業務は、多忙を極めている。また、人手不足や離職率の高さに加えて、日本が目指す〝観光立国〟の実現で、多言語への対応にも迫られている。過去やコロナ禍を経験した現在、未来まで、「宿泊施設で起こりえる解決すべき課題は山積している」。課題解消の支援に力が入る。
こうした背景に、創業以来、宿泊施設の設備投資コストの削減や雇用を守りながらの省力化、多言語に対応できる最新テクノロジーを活用したサービスを提供している。導入した宿泊施設からは、収益性の改善やワークライフバランスを実現できるとして、一定の評価を得てきた。多言語にも対応している「AI(人工知能)スピーカー」を活用した、ホテルなどの宿泊施設特化型のコンシェルジュサービスは、強みの1つ。例えば、宿泊者は音声やタッチパネル操作により、フロントなどへ問い合わせができ、ルームサービスなどの依頼、周辺施設の案内などを簡便に受けられる。






















