ひと 高品質なデータの提供を 不動産データサービスの提供先が伸長するestie代表取締役CEO 平井瑛さん
住宅新報 2021年7月27日 号 2面
連載: ひと

なぜなのか、様々な新しいことに出合う。米国で触れた不動産テックサービスはその一つ。東京にいても海外の仕事に携われたのは、共通言語の「数値で語るデータがあった。国内で海外のデータを得られても、東京で東京のデータは得づらい」。国内不動産業界の抱える課題を感じた。
起業して、不動産データプラットフォームサービスの展開を始める。オフィス賃貸業向け「estie pro」は、独自ルートで新鮮な情報を集約し、膨大なデータやAI(人工知能)解析機能により、適正賃料や空室の改善を導く。入居テナントの情報や、売上成長率などといった企業情報までも網羅する。大手ディベロッパーや管理会社などの「営業戦略の立案といった、賃貸ビル経営の的確な意思決定を支えている」。
情報が〝閉じている〟と、「テナント企業だけでなく、ビルオーナーや不動産会社も損をしているのではないか」との疑問符があった。勘や経験に頼らずに、客観的なデータで家賃を設定し、収益を分析してほしい。正確で、高品質なデータの提供で顧客サービスを追求する。その公的な役割から、「いずれ新規上場し、更に信頼を勝ち得ていきたい」と目標を描く。






















