東京カンテイ中古マンション価格(637) JR南武線
住宅新報 2011年10月25日 号 4面
09年誕生の西府 『新駅効果』薄く
中古マンション価格(3.3平米単価)の推移
データ提供:東京カンテイ。単位:万円。(平均築年数/同専有面積)
◆JR南武線
駅名 現在 1年前 2年前
浜川崎 147(5.0/66.7) 155(5.6/59.5) 121(8.0/69.3)
川崎新町 131(14.6/59.7) 127(14.3/60.3) 138(7.4/68.3)
尻手 132(15.1/64.0) 129(14.0/63.2) 124(13.6/64.1)
矢向 143(15.2/65.8) 138(17.0/65.3) 137(13.2/71.2)
鹿島田 120(23.2/61.7) 136(16.6/45.4) 146(8.4/68.4)
平間 151(15.0/57.6) 146(14.4/50.7) 128(16.1/58.0)
武蔵中原 141(15.7/66.1) 149(12.5/66.1) 129(14.3/73.3)
武蔵新城 148(15.1/59.0) 146(14.2/60.3) 132(14.7/60.3)
久地 126(19.0/63.5) 128(16.9/69.3) 122(11.0/72.9)
宿河原 119(20.1/50.2) 108(16.7/57.5) 122(12.8/73.9)
中野島 114(16.7/61.3) 124(15.7/57.4) 124(14.1/61.9)
稲城長沼 94(28.8/66.1) 89(33.8/65.9) 86(32.5/64.5)
南多摩 110(5.4/93.8) 109(7.4/85.4) 101(9.8/69.2)
西府 147(14.0/64.2) 130(12.7/66.3) 109(16.6/65.0)
矢川 128(22.4/62.4) 122(16.7/61.8) 129(16.1/57.8)
西国立 136(12.9/66.9) 128(10.0/53.0) 104(18.0/62.0)
※ファミリーマンションを対象に11年6月~8月の3カ月間の売り出し事例を集計した平均値
JR南武線の掲載16駅における3.3平米当たりの平均価格は135万円。1年前に比べて0.5%、1万円上昇した。事例数が924件(131件増)、平均築年数が16.3年(1年前14.7年)、平均専有面積は63.2平米(同61.5平米)だった。
沿線は、(1)JR川崎駅寄りのエリア(2)武蔵小杉(今回非掲載)を中心とする川崎市中原区のエリア(3)稲城長沼以西の東京都下エリアに大別できる。
近年はアクセス性の良い(2)の人気が高く、マンションの潜在戸数も多い。反対に(3)は戸建てが中心のため、マンションの相場は個別の事例に左右されやすい特徴がある。沿線全体の基調は弱含みだが、駅ごとの格差が大きい。
浜川崎では工場跡地などで開発された、新しい物件事例が中心。ただし額面通りの下落基調である。これと対照的に、尻手は築10年未満の事例がほぼすべて上昇した。坪単価は150万円以上。浜川崎と同様、工場の跡地開発が進み数百戸規模のマンションが増えている。ただ敷地に余裕があり、また超高層の適地でもないことから15階建てを超える物件は見られない。
矢向は実質的には下落基調。特に築浅のファミリー型事例では、下げ幅が10%を超えるものもある。
武蔵中原が下落したのは、坪単価が100万円を切る築30年超の事例が増えたため。今回新たに流通した事例が多く、前年との比較はできない。
一方で隣駅の武蔵新城は上昇傾向が明確であり、事例の半数以上が値上がりした。今回築11~20年の事例が多く流通したが、いずれも坪単価150万円以上を付けている。
西府は09年に誕生した新駅。ただ、これまでバス便立地だった物件が値上がりするといった傾向は見られず、今のところ新駅効果は薄いようだ。17万円上昇したのは、開業年に竣工したマンション事例の占める割合が大きいため。分譲価格とほぼ同じである坪単価200万円強で流通しており、今後価格調整が進むと見られる。






















