想いに応える第2回物件管理から、資産管理へ 日管協相続支援コンサルタント 有限会社拓実住宅(沖縄県浦添市)営業事務リーダー 新里紗弥子
住宅新報 2021年3月2日 号 7面

◆日管協認定 上級相続支援コンサルタント ブログ「沖縄相続支援コンサルタント シンザトサヤ子の相続サポート日誌」にて、相続情報や日常の出来事を毎月3回発信中
相続支援に携わり4年。事務一色だった私が、上級相続支援コンサルタントの資格を取得後、沖縄県支部の相続支援研究委員会に所属。有資格者のフォローアップや広報活動、社内外セミナー講師などを通じ、相続に関する情報発信を行っている。その甲斐があり、相続を見据えた考え方が身につき、売買サポートの面でも役に立っている。
また、毎月オーナー向けの相続通信紙〝学ぶ門に福来たる〟を発行している。今年で5年目となり、オーナーからの質問や相続に関連する土地活用の問い合わせが増えてきて、浸透してきたことを実感している。このように「相続支援」を通して、一石二鳥それ以上になっているのである。
次に、ある出来事を紹介しよう。私事だが、昨年祖母が急逝した。前日までいつも通りの生活を送っていたのに…。突然の出来事だった。
「余命3日。残された時間を家族と共に自宅で過ごしたい。」と本人の強い希望から、かかりつけ医に相談。緩和ケア専門看護師に24時間体制でサポートしもらい、最期を自宅で迎えた。祖母に認知症の症状はなかった。意識が低下する中でも、家族を呼び集め、今後の一族の事、財産や祭祀のことを申し送った。
遺言書作成を行っていないため、申し送った言葉に法的拘束力は無い。しかしそこには、祖母の思いや願いが込められており、家族はそれを確かに受け取ったのである。
祖母の最期を目の当たりにして、被相続人予定者は、財産を引き継ぐ責任・任務があるのだと実感した。それは、『遺す』『伝える』という〝行動〟を起こさなければ、相続人には伝わらない。祖母はそれをまざまざと見せつけて、重要性を示してくれた。
これまでの経験と今回の体験を糧に、更に知識を深めて相続対策の重要性や情報を社内外に発信しながら、相続で困らない不動産オーナーや家族を増やしていきたい。






















