廣田 信子の紙上ブログ No.263 マンション管理応援歌 建替えは高齢組合員の子の理解も重要
住宅新報 2020年10月20日 号 5面

廣田信子氏
マンションの「建替え決議」のための「総会」は、長い間、建替えの検討をしてきた最終段階の手続きです。説明会やアンケートを重ね、5分の4の確保が読めてから招集されるものです。ここで否決されたらすべてが終わりですから、慎重に準備されます。建替え総会の招集は、2カ月以上前で、1カ月前までに説明会を開催しなければなりません。この段階で初めて建替え計画を知ったという方から相談がありました。母親が1人で暮らすマンションのことです。
遠方の息子にSOSが
息子にとっては寝耳に水でも、それまで何度も説明会は開催されていたはずです。母親は、反対の声が大きいので建替えはないと思っていたところ、建替え総会が招集されびっくりしたのだと思います。建替えを進めたい理事会やコンサルは、反対の方に個別で理解を得る努力をして賛成票を確保していったのでしょう。住み慣れたマンションに住めなくなると思った母親から離れて暮らす息子へSOSが送られたのです。






















