東京カンテイ中古マンション価格(636) みなとみらい線&JR相模線
住宅新報 2011年10月18日 号 4面
みなとみらい 全物件が分譲時より高値
中古マンション価格(3.3平米単価)の推移
データ提供:東京カンテイ。単位:万円。(平均築年数/同専有面積)
駅名 現在 1年前 2年前
◆横浜高速鉄道みなとみらい線
みなとみらい306(5.0/77.0) 303(3.7/77.3) 299(3.6/75.8)
馬車道 221(7.8/51.3) 229(11.9/53.3) 205(8.7/75.0)
日本大通り 169(15.1/50.2) 180(13.7/50.8) 180(10.3/51.1)
元町・中華街194(15.6/66.7) 199(16.3/58.4) 203(14.9/63.9)
◆JR相模線
番田 61(15.4/61.1) 59(14.3/61.4) 52(16.0/59.0)
上溝 59(18.4/54.9) 58(17.1/50.7) 57(16.3/54.4)
南橋本 76(14.2/54.4) 77(13.2/64.4) 80(12.0/66.9)
※ファミリーマンションを対象に11年6月~8月の3カ月間の売り出し事例を集計した平均値
横浜高速鉄道みなとみらい線の掲載4駅における3.3平米当たりの平均価格は221万円。1年前に比べて8.7%、21万円下落した。事例数が390件(95件増)、平均築年数が12.1年(1年前10.3年)、平均専有面積は65.1平米(同64.7平米)だった。
数字上は値下がりしたが、中古マンション価格が全域的に下落基調にある中で堅調に推移していると言える。
みなとみらいのストックはすべて30階以上の超高層マンション。前年との比較で下落した物件が1件あるが、それを含めた全物件が分譲時価格より値上がりしている。眺望と駅近という好条件により、希少価値が年々高まっているようだ。また、東日本大震災で液状化被害がほとんど発生しなかったことも評価につながっていると見られる。
日本大通りでは全体に占める築古事例の割合が拡大し、それに伴い値下がりした形だ。坪単価は築10年程度で150万円前後。20~30年になると、約100万円にまで落ち込む。
元町・中華街は近年の開発も盛んだが、沿線の中では古い物件ストックの多い地域。60年代以降に分譲された団地も複数立地するため、他駅と比べて相場を押し下げる力が働きがちだ。ただ今回は前年との比較で下落した事例の方が圧倒的に多く、基調自体が弱いと判断できる。
JR相模線の掲載3駅における3.3平米当たりの平均価格は66万円。1年前に比べて4.3%、3万円下落した。事例数が191件(8件増)、平均築年数が16.2年(1年前14.5年)、平均専有面積は55.9平米(同59.8平米)だった。
どの駅もストック自体が少なく、戸建てが中心の沿線だ。特に、郊外エリアを地盤とする中小ディベロッパーの勢いがリーマン・ショックを機に減退してからは、供給が途絶えている。
番田は築約20年の物件事例が流通の中心。00年以降は09年竣工の1物件のみであり、分譲時より値を下げ現在の坪単価は100万円ほど。
上溝も実質的に下落基調。ただ、駅までの平均所要時間(徒歩)が3分ほど縮まっており、高値の付きやすい駅近事例が平均価格を押し上げたと見られる。






















