タイセイ・ハウジー『すまいリッチ』 原状回復費用保証をセットで
住宅新報 2020年2月4日 号 7面
タイセイ・ハウジー(東京都渋谷区)が賃貸オーナー向けに提供する新商品『すまいリッチ』(商標登録済み)の導入先が19年の提供開始以来、順調に増えている。管理メニューに原状回復費用保証をプラスした新しい賃貸管理サービス。原状回復費用のオーナー負担分の一部を保証し、急な出費にも対応できて安心と好評だ。
同様な保証制度は5年ほど前から提供してきた。同社の実績では金銭的負担を最大10分の1まで軽減し、安定的な賃貸経営を支援する。急な退去が重なっても、原状回復費用を平準化させる。同社セミナーなどで、物件オーナーの多くから届く悩みの種の「原状回復費用の捻出」に応えて今回、管理メニューに原状回復費用保証を組み込んだ。
保証制度はオプションとしても並行して提供しているが、仕組みは同じで、「加入者全体でプールした保証料を原状回復の発生時に支払う保険のようなイメージ」(保険部次長の依田浩明氏)で、費用の平準化を図れる。発生頻度についてはオプション商品として提供してきた3年の実績を持つ約7500室の工事データで収支を算出した。
対象は、特に交換頻度の高い「床や壁、天井、水洗金具パッキンなど国土交通省のガイドラインに基づくオーナー負担の部位を保証する」(営業本部工事部管理課課長の本多博文氏)と共に、同社が原状回復工事も請け負いワンストップで迅速に対応するため、次の入居者募集までの空室期間の短縮に貢献する。
提供開始から1年ほど経過し、オーナー目線で他社にないセット商品は分かりやすいために、オーナーの導入決定も早く、「管理業務の新規受託や管理会社の変更、自主管理物件などに訴求し、首都圏を中心に全国の拠点で引き続き提案していく」(営業本部業務推進部長の岡崎一弥氏)と展望する。同社は社宅代行サービスでも長い歴史がある。大手企業を中心とした法人取引が多く、優良な入居者とオーナーとのマッチングの強みも合わせて生かし、拡大展開していく考えだ。






















