トップインタビュー 〝安心〟を提供してつながっていく 住まいぷらす少額短期保険 代表取締役社長 小堂真由美氏
住宅新報 2020年1月7日 号 7面

「心掛け次第で活躍の場は広がっていくと思う」
――5年目を迎える。
「これまで仲介営業や店長を経て、直近は富裕層向け売買仲介を遂行し、実務経験を重ねた。社長就任を打診された際は、人材派遣やサードライフ(シニア)分野の新規事業を立ち上げた経験を生かせると考えた。私生活で子供に手が掛からなくなり、社員の〝挑戦し続ける心〟を後押してくれるグループの企業風土もあり、今後のキャリアを考え、企業全体のマネジメントに魅力を感じた」
――経営に挑戦した。
「現在は起業が容易で社長を名乗ること自体は難しくない。ただ、スターツのグループ企業の経営が意味するものを考えた。それは、やりたくても中々できない。また、ポジションに就き、働き続ける姿を後進の女性社員に見せる役割も受け止めた。不動産業は土日勤務など大変な仕事で、女性は結婚や出産でキャリアを断絶しがちだが、自身が何かを示せると考えた」
――女性のキャリア。
「自身を振り返ると、女性の少ない当時で過分な評価を得ていたかもしれないが、今では設計や工事部にも女性の進出が目覚ましく〝甘え〟がきかない半面、女性が活躍しやすい職種になった。また、働く女性は家事や育児で住まいや暮らしに気を配り、仕事も同時進行で頭を整理できる。柔軟な思考や視点は、マネジメント能力でも発揮できる」
――マネジメント力。
「女性社員は増えたが、総務系と違って営業系の女性の役員は、上場企業でも少ない。企業としては、働き方に複数のコースを整える必要がある。キャリアアップや経営を望む人、家族の時間を大切する人など、多様な考え方がある。女性と男性の関係なく、個々がどのように働き、働き続けるのか。その心掛け次第で、活躍の機会は広がっていく時代にある。その意味でも、当社も仕組みづくりなどやるべきこと、改革や改善点は多い」
――改革していく。
「今後10年20年以上先を見て、少数精鋭体制で高品質の商品を提案していく。社長職も円滑に引き継げて永続性ある企業にするには、組織や営業面などで盤石に当社を成長させたい。その姿は見え始めている。昨年の台風被害の経験からも、暮らしを断絶させずに〝安心〟を届け続けるには、当社が日頃から寄り添っていくべき大切さを痛感した。住まいに関わるグループであり、仕事の原点でもある、人との〝つながり〟を大切にしていく」






















