築古活用、業務効率化学ぶ 全宅管理 セミナーに150人
住宅新報 2019年12月10日 号 6面

岩崎和夫支部長
全国賃貸不動産管理業協会(佐々木正勝会長、全宅管理)は12月3日、東京都新宿区のTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで「全宅管理セミナー」を開催し、同協会会員ら約150人が参加した。冒頭、全宅管理東京都支部の岩崎和夫支部長(写真)があいさつに立ち、「全宅管理が掲げる『「住まう」に、寄りそう。』というスローガンは、建物の管理にとどまらない。住む人の生活、地域の方々に寄りそう地域密着型の管理業を目指す」と述べた。
既存を生かす
特別講演では、賃貸改修および賃貸管理に対する取り組みに定評のある2社が登壇した。古くなったアパートを低予算で魅力的に改修する方法を「モクチンレシピ」としてウェブで公開するNPOモクチン企画(東京都大田区)の連勇太朗代表理事は「最小限の手数で、最大限の魅力をつくる」をテーマに講演した。もともとの天井や壁、外構など「既存を生かす」という視点から家賃1年分で取り組める手軽な空室再生手法などを紹介。既存の建物や内装が悪いのではなく、周りとの関係が良くないケースが多いと指摘し、「築古の賃貸になればなるほど、目指すべきは10人全員が満足する改修ではない。築古の良さを楽しめる少人数に喜ばれる改修であり、こことマッチングを図ることが必要」と述べた。結びに連氏は、地場の不動産管理会社向け提携プログロムに触れ、「今後は入居者の『住まう』に寄りそい、まちそのものを良くしていく視点と共に、改修した物件を自社ホームページやSNSで発信する視点も持たなければならない。それによって、オーナーや2代目の目にとまり、相続コンサルティングにおける信頼関係の構築につながる」と述べた。






















