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スタンダード会員限定スタートライン×三菱地所G セミナー開催 障がい者の〝循環型〟働き方とは

住宅新報 2019年10月29日 号 7面

管理(賃貸・分譲)

 障がい者雇用を支援するスタートライン(東京都三鷹市)は10月23日、「障がい者雇用セミナー」を開催した。三菱地所グループと東京・丸の内に設置した「インクルMARUNOUCHI」(以下、インクル)を会場に、企業の人事担当者らが参加し、具体的な取り組み事例から今後の障がい者雇用を考えた。

 第1部でスタートライン街プロジェクト事業責任者の眞島哲也氏は、インクルについて、「企業に在籍する障がい者が働き、相談窓口であり、企業の枠を超えた交流や情報発信の拠点」と位置付け、三菱地所街ブランド推進部専任部長の大谷典之氏は、「エリア全体で連携し、新たな障がい者雇用の形をつくる役割がある」とそれぞれ紹介した。

無理のない体制で

 第2部で三菱地所プロパティマネジメント業務企画部部長の前田正之氏と眞島氏は、障がい者雇用の実情に迫った。管理者の育成や適切な業務の確保、体調面など、企業と求職者の双方が働く環境を重視している現状を示す研究機関の調査結果から、前田部長は、「企業は無理のない体制で、しっかりと取り組む必要がある」と指摘した。

 また、眞島氏は、「夏休みイベントを手伝う障がい者に子供たちが気にせずに話掛けていた場面が印象的だった」と述べると、前田氏は、「多くの障がい者は仕事の能力が高く、集中力がある」と、健常者と変わらぬ働く姿を説明し、「スポット的な業務を任せ、本社オフィスとインクルを週ごとに行き来する〝循環型〟の仕組みで、仕事のマンネリ化を防ぐ」などと、職場づくりの工夫を紹介した。

働きがいを提供

 眞島氏は、「休憩の申し出が甘えなのか、配慮すべき事項なのかを迷う、と企業から聞く。当社では配慮事項シートを提供し、そうした判断をサポートしている」と紹介すると、前田氏は、「あくまでも福祉事業ではない。しっかりと仕事をして、働きがいや生きがいを感じてもらうことが大切」だと指摘した。

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