日本防水協会 漏水事故を考える 法・技術セミナー
住宅新報 2018年5月8日 号 6面

法律面・技術面から防水対策を学ぶ受講者
日本防水協会(JWA)はこのほど、東京・渋谷で防水関連業務従事者や物件オーナー向けに、漏水事故解決のための法律・技術面の両面を解説するセミナーを開催し、80人超が参加した(写真)。
九帆堂法律事務所代表で弁護士の久保原和也氏は、漏水事故の最近の判例を交え、法的な側面を解説。漏水事故が複雑になりやすい理由として、関連する人たちが多いと指摘し、物件売主や現所有者、仲介業者や賃借人、設計・施工業者や下請業者、保険会社などが複雑に関連する上、「騒音問題に似て原因が特定しづらい。建物自体や設備の故障か、部屋の使い方でも違いがある」とし、責任面でも「債務不履行や瑕疵、不法行為と様々。各種事業者は自己防衛で事象を〝証拠化〟しておくこと」と注意を促した。
JWA技術委員でカスタージャパン社長の尾崎晴彦氏は、基礎知識として「防水材に不可欠な物性は弾性があること」など、天井や床などで発生する漏水の機序や補修・予防方法について解説した。






















