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プレミアム会員限定ダイヤモンドメディア 賃料査定の新機能を追加 管理会社の募集業務を効率化

住宅新報 2018年2月20日 号 6面

管理(賃貸・分譲)
データを入力すると自動で賃料査定する

データを入力すると自動で賃料査定する

 LMSは、仲介会社からの問い合わせなどの反響数やその後の申し込み・契約件数、空き家率や期間などの業務フローを時系列でグラフなどで可視化するリーシングマネジメントシステムだ。

数値で見える化

 自動で物件の状況経過データを収集、1クリックで日報や募集状況レポートを作成。従来の〝感覚〟に頼らず根拠のある〝数値〟で見える化し、募集成果を会社単位や物件単位で把握できる。大手不動産管理会社で導入されている。

 これに今回、賃料査定の機能を加えた。

 操作方法は簡単だ。管理画面上の「賃料査定」を選択。査定したい物件の住所・物件種別・占有面積・築年数・間取り・最寄駅からの移動時間・部屋階数・設備などの情報を入力すると、周辺の近似物件の取引履歴を元に、適正と思われる査定金額を自動で算出する。近似条件の範囲は事前に設定変更でき、自社管理物件のデータを利用しても、査定金額を算出できる。

 この査定金額を参考指標とすれば、担当者ごとにバラつきのあった属人的な査定に統一性を得られる。

属人的な査定を変革

 手作業によった情報収集時間を減らし、既存物件の再募集や新規受託物件の営業時に行う賃料査定の手間がなく、その余った時間を物件の運用戦略に充てられ、業務の生産性を高める。同社では専任スタッフがこのシステムの導入先企業に現場研修を無料で実施しているほか、常駐サポートの相談に応じている。

 同社取締役の岡村雅信氏は、「システムを創り、納品して終わりではない。導入先が運用し、成果につなげてもらえなければ、継続して利用してもらえない。既に常駐させた先の不動産企業と一緒にブラッシュアップを重ね、最適なシステムの完成形を追求している」と、社内に営業スタッフを置かないなど、サービス機能向上の注力に軸足を置く。

 今後は、「査定金額の結果と、入居決定時の賃料データとの間の、かい離率を算出する機能も付加し、各自の査定能力レベルを診断できるようにしたい」と、次に付加する機能の研究も進めている。

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