サブリース協 空き家は大きな問題なのか 賃貸管理を語る講演会で
住宅新報 2017年6月6日 号 6面

「空き家率に違和感」と宗氏
日本賃貸住宅管理協会サブリース事業者協議会がこのほど東京都内で開催した通常総会に続き、リクルート住まい研究所長の宗健氏を招いた講演会「賃貸管理業界の今・未来を語る」が開かれた。
宗氏はまず、総務省の住宅・土地統計調査や国土交通省の空き家実態調査をひも解き、「空き家に関する数値は過大に算出されていないか」と提起。一部調査方法が「外観」などの非常に曖昧な基準で「正しく判断できるものなのか」と疑問を呈し、都合のよい部分だけを強調する「断片的な議論が多い」と指摘。約7軒に1軒の空き家は「感覚値で違和感がある」と述べた。
また、都道府県によって空き家率にバラつきがあり、「空き家は社会問題になるほどではないが、まったく問題がないわけではない」と分析。地方では空き家よりも空き地が多くなっている現状や、少々の新築着工では市場に影響はないと論説した。






















