ギガ×リブ 生活を楽にシンプルに IoTサービス全国展開
住宅新報 2017年5月23日 号 6面
不動産テック企業のギガプライズとリブスマートは業務提携し、日本初の集合住宅向けIoTプラットフォームサービスの提供を7月にも始める。ほとんどの通信規格に対応するのが特徴で、ユーザーはスマートフォンや音声などから簡単に様々な家電製品に指示を出せる。東京都内で開かれたITイベントで初披露し、その反響から手応えを得ており、ハウスメーカーや賃貸仲介管理会社を中心に全国展開を進めていく考えだ。
サービスの中心は「リブスマート」と呼ぶプラットフォーム。ユーザーと家電製品などをつなぐ。スマホなどからこの機器を通じて願いを発信すれば、室内の家電製品や防犯機器などがその指示を受信し、ユーザーの思うままに動き出していくイメージだ。
ユーザーからの指示の方法は簡単だ。専用アプリや無料通信アプリLINE(ライン)、アマゾンの「Alexa(アレクサ)」など、音声やSNSから発信する。この指示を受けたプラットフォームから家電製品への指令通信は、従来型のWi-Fiや赤外線だけでなく、BluetoothやZ-Waveなど、ほぼすべての通信規格に対応するため、メーカーを問わずに様々な機器に接続できる。他社にない特殊技術がここにある。
ユーザーの思いのまま 様々な通信規格に対応
使う際には次のような場面がありそうだ。帰宅時に「ただいま」と声を掛ければ、照明やエアコンなどが稼働して、快適な環境を整えてくれる。家電などの操作方法が分からない子供が一人で帰宅した際でも、それを感知し、最適な設定でエアコンなどのスイッチが入る。稼働状況は、外出先の母親などが持つスマートフォンに知らせてくれる。
ギガプライズの梁瀬泰孝社長は「入居者サービスの向上や空室対策になり、カスタマイズにも対応する。インターネット接続サービスと併せて、新しい暮らし方として提案していきたい」と事業展開を描き、リブスマートのロイ・アショック社長は「暮らしを楽に、シンプルにする。音声で伝えれば、子供でも簡単に扱える。自由に思いのままに使ってほしい」とコメントした。
























