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プレミアム会員限定紙上ブログ 不動産屋の独り言 399 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 会う度に大声で文句を言う入居者 あいさつもしないで

住宅新報 2017年4月25日 号 7面

連載: 不動産屋の独り言 〜賃貸現場の喜怒哀楽〜

管理(賃貸・分譲)

 我が家から店に向かう途中に平屋の貸家がある。そこに入居中の高齢男性が私の顔を見て話しかけてきた。「これ、どうにかしろよ。切れちゃってんだよ」と私を家の横に導く。上のほうを指差して、「何カ所も切れちゃってんだろ。カネ払ってんだから直せよ」と、高圧的な物言い。ま、いつもそうである。過去に書いたが、トイレが詰まって汚水が床に溢れた際に、「トイレも行けねえじゃねえか。俺は今、公民館までトイレに行ってんだよ。早く直せよ」と文句を言ってきたことがある。

トイレを詰まらせ

 トイレの詰まりは原因を突き止めなければ「家主さんの負担で直す」とはうかつに言えないもの。半分以上は入居者の責任によるから。「何か、例えば水に溶けないティッシュとか流しませんでしたか?」と聞いたら、「なんも流してねえよ」と言い張っていて、設備屋さんに行かせたら、排水溝からタオルが出てきたことがある。「これ、あなたの?」と設備屋さんが聞いたら「ああ、俺のだ」とアッサリ認めて修理代は入居者負担。

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