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スタンダード会員限定千葉や埼玉の郊外で堅調 居住用賃貸物件の成約数

住宅新報 2017年2月28日 号 6面

管理(賃貸・分譲)

 アットホームは、16年1年間の首都圏における居住用賃貸物件の「登録」と「成約」に関する調査結果をまとめた。賃貸物件の「成約数」は、特に「東京23区」と「神奈川県」の減少幅が大きく、高い賃料エリアでのユーザーのニーズが低下した。

 一方で、「千葉県」の成約数ではマンションとアパートが共に増加し、「埼玉県」でもマンションが増えている。これら郊外エリアの堅調な姿が浮かび上がっている。

 面積帯別で見ると、30m2未満の「シングル向き」の新築アパートの成約数が前年比12.8%増となり顕著に伸びている。一方で30~50m2未満と50~70m2未満の「カップル・ファミリー向き」の新築はマンション、アパートともに減少が目立っている。低金利などでユーザーのニーズが賃貸から購入サイドへシフトしていったと見られ、分譲との競合が影響しているようだ。

 敷金と礼金については「敷金ゼロ」「礼金ゼロ」の増加が続いている。特に「千葉県」のアパートでは「礼金ゼロ」が全体の7割にも迫っている。【登録状況】

 『登録数』は4年連続のマイナスとなった。前年比6.6%減の288万4675件だった。

 『登録賃料』は1m2当たりの平均で、「賃貸マンション」が7年連続のマイナスとなり、同1.1%下落の2587円。「賃貸アパート」でも7年連続のマイナスとなり、同0.2%下落の2184円だった。

 同様に、1戸当たりの平均で見ると、「賃貸マンション」が7年連続のマイナスとなり、同2.4%下落の9.06万円。「賃貸アパート」でも7年連続のマイナスとなり、同1.3%下落の5.95万円だった。

【成約状況】

 『成約数』でも再びマイナスとなった。同5.9%減の23万6263件となり、マンションとアパート共に再びマイナスに転じている。

 『成約賃料』は1m2当たりの平均で、「賃貸マンション」が2年連続のプラスとなり、同0.1%上昇の2601円。「賃貸アパート」でも3年連続のプラスとなり、同0.2%上昇の2205円だった。

 同様に、1戸当たりの平均で見ると、「賃貸マンション」が4年ぶりのマイナスとなり、同1.8%下落の8.74万円。このうち、「新築」の賃貸マンションは4年ぶりに下落、「中古」の賃貸マンションは再び下落した。

 「賃貸アパート」は4年連続のプラスとなり、同0.2%上昇の6.20万円。このうち、「新築」の賃貸アパートは3年連続で下落したが、「中古」の賃貸アパートは2年連続で上昇した。

 成約状況が堅調だった「千葉県」では、アパートが新築、中古で共に上昇している。

 平均面積はマンションが再び縮小した。アパートでも5年ぶりに縮小している。

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