紙上ブログ 不動産屋の独り言 383 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 数多く見過ぎて決められないお客さん 決めさせたけど儲けは…
住宅新報 2017年1月3日 号 7面
動物病院に勤めている、という若い女性が飛び込みで来店した。感じのいいお客さんだったが、話していて「うちでは決まらないな…」と思った。なぜなら、物件を見過ぎているから、である。そこそこ気に入った部屋もあったようだが、もっとよい部屋があるかも、と探している。それだけではない。
母親の部屋探し?
私がいくつか資料を見せて説明すると、その場で母親に電話する。図面を見ながら「洗面台がお風呂の中なんだよね」とか「玄関ホールはあるんだけど」とか説明している。そんなのは資料を持ち帰って、母親に見せて話したほうがよい。というか、誰の部屋探しなんだよ、と言いたくなる。ならば母親が一緒に来ればいい。






















