JERCO実践勉強会 リフォーム住宅を借り上げ転貸 大型提案の足掛かりに
住宅新報 2011年9月27日 号 4面
日本増改築産業協会(JERCO、東京都中央区)がこのほど主催したリフォーム実践勉強会で、(社)工務店サポートセンター(東京都中央区)の青木哲也氏が「JBN既存適合住宅制度」の概要を説明した。
同制度の基本は、移住・住み替え支援機構(JTI)が実施している「マイホーム借り上げ制度」。これは耐震性能などに関する一定要件を満たした住宅をJTIが借り上げ転貸する仕組みで、空室状態でも家賃が保証される。子どもが独立し部屋が余っている中高年世帯の持ち家を、賃貸住宅として子育て世帯に充てることで、既存住宅の流通活性化を図ることが目的だ。毎月賃料収入が得られるため、所有者には新たな住宅購入や、より立地条件のいい賃貸への入居といった選択肢が生まれる。
サポートセンターは11年にJTIと提携したうえで、対象住宅のリフォームを前提とした「JBN既存適合住宅制度」を開始した。適用条件は、(1)原則築5年以上(2)補強・改修工事後の耐震性能評点が1.0以上(3)リフォーム瑕疵(かし)保険の付保(4)住宅履歴の登録・更新――など。青木氏は同制度を活用する事業者側のメリットとして、「リフォームにより資産価値が上がるという理屈が明瞭であるため、性能向上につながる改修を提案しやすい」と話し、大規模リフォームの受注を促進できる点を強調した。






















